五十肩とは?


五十肩とは肩の慢性的な炎症の総称です。
「凍結肩」「肩関節周囲炎」「疼痛性肩関節制動症」などが
五十肩の具体的な病名です。

五十肩は突然発症するものではなく、
腕を肩から上に上げる動作を
繰り返していくうちに五十肩になっていきます。

五十肩になってもすぐに症状に気がつく方は少なく、
着替えや洗濯を干す時に腕に違和感を感じて
はじめて五十肩に気づくケースが多いのです。

五十肩という名称だけに
加齢によるところの大きい症状ですが、
最近では若い世代の方でも
五十肩を発症する方が増えてきています。



五十肩の原因

五十肩の原因は加齢、冷え、運動不足などと言われていますが、
実ははっきりとしたことは分かっていないのが現状です。


肩の関節に違和感や痛みを感じて病院を受診して検査をし、
原因がわかっている病気に当てはまらなければ「五十肩」と診断されるのです。

五十肩の症状

初期の段階では、腕を前に動かした時に少し痛みを感じる程度です。

しかし症状が進行すると就寝中でも痛みで目が覚めたり
何もしなくてもズキズキとした痛みが出るようになります。

五十肩は以下のような症状を現しながら、一年ほどで自然に治ります。
※場合によっては慢性的な症状が残ることもあります。

五十肩は「急性期(増悪期)」、「慢性期」、「回復期」に分けられます。
いくら自然治癒するとは言え、急性期の痛みは耐えられるものではありません。


また、自分では五十肩だと信じ込んでいたら病院の検査で他の病気も見つかった、という例もあります。

軽い運動を行なうことで症状が軽くなると実践する方がいますが、
中には逆に痛みが強まる方もいますので
やはりいろんなリスクを回避する為にも病院の受診をおすすめします。



Copyright(C) 2011 【五十肩ナビ】原因・症状・治療法 Allrights reserved.