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洗濯を干そうとしたり、電車でつり革を持とうとするなど手を上に上げる動作に伴って
「違和感」を感じるようになります。
腕をねじったりエプロンを結ぶ、といった動作でも肩や腕に違和感があります。
また、作業をした後に「だるさ」も出てくるようになります。
これは五十肩の初期段階の症状だとされていますが、五十肩ではない可能性もあります。
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初期段階を経てしばらくすると、服を脱いだり着たりする動作、
伸びなどの動作で痛みを感じるようになります。
更に症状が進むと眠っていてもズキズキとした痛みで目が覚める、
寝返りを打つたびに目が何度も覚めるといったような症状に移行していきます。
そして肩より上に腕が上がらなくなってしまいます。
さて、五十肩を発症する方は最近では30代にも多く見られます。
五十肩は加齢によって症状が出ると言われていますが、
そもそもその要因はもっと若い時から作られ始めているものです。
例えば、スノボーや交通事故など肩を痛めるケガが過去になかったか?
例えば、精神的なストレスを受け続けていないか?
長期にわたる肩関節への負担はケガであれ、ストレスであれ蓄積していくものです。
この蓄積が30代あたりから加速し始める老化がひきがねになって
五十肩として表面に出てしまうのかもしれません。
自然治癒せず、慢性的な痛みにもなり得る五十肩。
後に引きずらないようにしっかりと治療しておきましょう。
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