漢方で五十肩を改善


五十肩は40代〜60代の方によく見られる症状です。
「ある日、突然発症する。」と表現されていますが、
その素因は五十肩が起きるずっと以前から
蓄積され続けています。

何にせよ、五十肩になってしまったのであれば
改善しなくてはいけません。
一時我慢すれば治る、と放置すれば
慢性化して手術をしなくてはいけなくなることもあるからです。

五十肩を改善する方法の一つとして「漢方」があります。



五十肩を漢方で治す

五十肩は急性期(痛みがある時期)や中期・回復期など段階があります。
漢方ではこの「段階」によって薬を使い分けて症状を改善させます。

◆急性期
鎮痛消炎を主とする薬方を用います。

◆中期・回復期
血行改善、痛みを和らげる薬方または腎の衰えを改善する薬方を用いて治療します。

◆使われる生薬
杏仁、細辛、牛膝、杜仲、寄生、独活、天南星、乾姜、半夏、
茯苓、陳皮、附子、白朮、甘草、芍薬、葛根、
麻黄、生姜、大棗、桂枝など。


漢方治療においては西洋医学と違って、病名から治療を行う方法をとっていません。
個人の病気の症状、レベル、体質、体力などすべてを考慮した上で薬を処方していきます。


ですから漢方で病気を改善したい場合には、
熟練した薬剤師に相談して漢方を服用するといいと思います。

相談だけであれば無料で行っている薬局も全国に多々ありますから、
インターネットで検索してみるといいかもしれません。

ただ漢方だけを盲信しても結果が出づらい場合もあります。
病院受診をして「なぜ肩に痛みが出ているのか?」
あなたのその痛みの原因をはっきりさせてから、
漢方薬を服用しても遅くはないと思います。



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