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五十肩は急性期(痛みがある時期)や中期・回復期など段階があります。
漢方ではこの「段階」によって薬を使い分けて症状を改善させます。
◆急性期
鎮痛消炎を主とする薬方を用います。
◆中期・回復期
血行改善、痛みを和らげる薬方または腎の衰えを改善する薬方を用いて治療します。
◆使われる生薬
杏仁、細辛、牛膝、杜仲、寄生、独活、天南星、乾姜、半夏、
茯苓、陳皮、附子、白朮、甘草、芍薬、葛根、
麻黄、生姜、大棗、桂枝など。
漢方治療においては西洋医学と違って、病名から治療を行う方法をとっていません。
個人の病気の症状、レベル、体質、体力などすべてを考慮した上で薬を処方していきます。
ですから漢方で病気を改善したい場合には、
熟練した薬剤師に相談して漢方を服用するといいと思います。
相談だけであれば無料で行っている薬局も全国に多々ありますから、
インターネットで検索してみるといいかもしれません。
ただ漢方だけを盲信しても結果が出づらい場合もあります。
病院受診をして「なぜ肩に痛みが出ているのか?」
あなたのその痛みの原因をはっきりさせてから、
漢方薬を服用しても遅くはないと思います。 |
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