五十肩の原因


五十肩の原因は医学的ははっきりとしていません。

「女性ホルモンによるもの」
「肩関節の炎症による組織癒着」
「肩のケガをした時のケアがきちんとできていなかった」
などの説がありますが、
実際的には肩関節周囲炎が原因であると
診断されることがほとんどのようです。

もっと細かく五十肩を分類すると肩関節周囲炎が
広義の五十肩で、癒着性肩関節炎(凍結肩)が
狭義の五十肩という分け方になっています。



肩関節周囲炎って?

肩関節周囲炎は
「上腕二頭筋腱炎・断裂」「石灰沈着性腱板炎」「肩峰下滑液包炎」
「腱板炎・腱板断裂」「肩峰下インピンジメント症候群」の総称です。

◆肩関節周囲炎の原因は?
肩関節の周りの関節包、じん帯、腱、筋が拘縮もしくは炎症を起こすことが原因です。
炎症が起きていると痛みがありますから、肩や腕を動かしづらくなります。
無理に動かそうとすると更に痛みがひどくなってしまいます。

ちなみに肩こりと五十肩では
肩に痛みが出る点では症状が似ていますが、原因が決定的に異なります。

◆肩こりの原因
血行不良(筋肉)

◆五十肩の原因
関節のまわりにある関節包、腱、筋、靱帯が「拘縮(こうしゅく)」または炎症を起こす為。
※拘縮(こうしゅく)とは?
筋肉に起きる持続的な収縮。

いずれにしても、激しい痛みが出ている時は特にですが、早期に病院を受診しましょう。



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