◆痙縮期 痙縮期には患部が炎症を起こして強い痛みが出ています。 ですからまずは痛みを緩和させる治療が行われます。
入浴などでゆっくりと体を温め、そして安静を保ちます。 これに加えて薬物療法や注射を打ち、 拘縮を防ぐ為に早い時期から運動療法を取り入れていきます。 (冷やして痛みを取った後に温めて血行改善していきます。)
※拘縮とは? 関節のまわりの組織が伸縮性を失って硬くなる為に関節の動きがスムーズではなくなることです。
◆拘縮期 痛みは緩和されていますが、関節が硬くなってしまっています。 ですから、保温・薬物療法・運動療法を継続して行っていきながら、 理学療法・授動術・パンピングも取り入れます。
◆回復期 個人差はありますが、3ヶ月〜半年程度で腕が徐々に動くようになってきます。 痛みが感じられなくなっていることもありますが、 癒着が原因の運動制限を残さない為に、自分のペースで運動を始めることが肝要です。
五十肩は炎症が起きている間の痛みも辛いものですが、
痛みが引いてからのリハビリも非常に大切です。
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